【印刷可能】 エンピリック治療 敗血症 107199-エンピリック治療 敗血症
ケース 2 エンピリック治療で効果があればそのまま維持? ケース 3 MSSAにセファゾリンを十分量投与しても効果がなければ? Column 敗血症性ショックにはドパミン? それともノルエピネフリン? 9 カンジダ血症のピットフォール /小泉祐一 抗菌薬投与の基本的考え方(1) 12年3月18日作成 14年6月9日改訂 感染症の治療において抗菌薬は根本治療の中心的役割を果たす手段であるが,実際はそう単純ではない.感染症の多くの成書において,患者,病原菌,抗菌薬の三角関係を考えて治療す初期治療(経験的治療)が無効でFNが遷延する場合、抗菌薬はいつどのように変更すべきか? Clinical Question 16 FNが遷延する場合、抗真菌薬の経験的治療(エンピリック治療)は有効か? Clinical Question 17 深在性真菌症の早期診断に有用な検査法は? Clinical
B 2 肺炎 1 肺炎の定義 肺炎は 肺実質の 急性の 感染症の 炎症 と定義することができ 発症頻度 生命予後 生活の質 Qol 社会に与える影響などの点で最も重要な感染症のひとつである 2 肺炎の臨床的特徴 肺炎は発症の場や病態の観点から
エンピリック治療 敗血症
エンピリック治療 敗血症-文献「Severe sepsis/septic shockに対するエンピリック治療での初期選択薬「抗菌薬併用を行う,行わない」Prosの立場から」の詳細情報です。JGLOBAL 科学技術総合リンクセンターは研究者、文献、特許などの情報をつなぐことで、異分野の知や意外な発見などを支援する新しいサービスです。感染巣不明時のエンピリックセラピー (特集 いま,敗血症をどう治療するか 早期見極めと迅速治療の指針) (敗血症の初期治療の指針) 岡 秀昭 感染と抗菌薬 16(1), 1521, 1303
エンピリックテラピーの実際―第一選択から第三選択までを覚えよう びまん性汎細気管支炎(DPB) / 吾妻安良太 / p304~309 (0078jp2) エンピリックテラピーの実際―第一選択から第三選択までを覚えよう 肝・胆道系感染症 / 井上知巳 / p310~315 (0081jp2)このときは経験的に薬を使用することから、 エンピリックセラピー (エンピリック治療:経験的な治療)と呼ばれます。 原因菌が不明であり、さらに重症患者で早急な治療が必要な場合にエンピリックセラピーが行われます。 エンピリックセラピーでは、広域スペクトルの抗菌薬が使用されます。 この薬なら、原因菌をカバーしている可能性が高いからです敗血症の可能性があれ ば再評価 臨床状態をモニタリング 敗血症の可能性があれ ば再評価 qSOFA≧2 ? 適切な輸液負荷にも関わらず 1.平均血圧65mmHg以上を維持する ために循環作動薬が必要 かつ 2.血清尿酸値2mmol/L以上? qSOFA≧2 ? 敗血症が依然とし て疑われる? Yes
適応:敗血症 感染性心内膜炎(右心系のみ) 深在性皮膚感染症 外傷・熱傷及び手術創などの二次感染 びらん・潰瘍の二次感染 6mg/kg/回 4mg/kg/回 原因菌が不明の場合は、経験的治療(エンピリック治療)を行います。 エンピリック治療では原因菌の疫学的な検出頻度や重症度により治療薬を決めていきます。 市中肺炎(CAP)の場合、耐性菌リスクはあまり考慮しなくてよいため、狭域抗菌薬の使用が主体となります(表2)。 軽症例では内服薬による外来治療が可能です。 場合によっては1日1回の投与で済むピリック治療です。1時間以内に有効 なエンピリック治療が開始されること が非常に重要だといわれています。3 つ目は、輸液療法です。相対的に血管 内の容量が低下するのが敗血症の重篤 な例での典型的な症状です。それを克
・Smaltophilia分離歴が無い場合、敗血症/肺炎の エンピリック治療でSmaltophiliaは通常カバーしない (Up To Date, Dec 16) ・Smaltophilia定着がある場合、感染か定着かの判断が 難しければ、カバーして48-72時間で治療効果を判定 (Up To Date, Dec 16) まとめ 敗血症に対する広域抗菌薬の不十分かつ不必要なエンピリック治療は死亡リスクを増加させるかもしれない 試験の重要性 過剰治療のリスクを最小限に抑えるために、敗血症が疑われるすべての患者に広汎な抗生物質の投与が推奨されている。1 エンピリック治療:自己弁の場合 2 エンピリック治療:pve の場合 4 効果判定と治療期間 5 治療に反応しない場合 Ⅳ 合併症の評価と管理 1 心臓内の合併症 循環器病の診断と治療に関するガイドライン(01-02年度合同研究班報告) ダイジェスト版
が4 日以内の短期使用例(エンピリック治療など)、バ ンコマイシン開始時点で敗血症に伴う急性腎障害の診断 がされていた症例、TDM ガイドラインでバンコマイシ ン投与が推奨されていないeGFR 30 mL/min/173m2 未満 の症例は除外した。エンピリック治療 •いわゆる初期治療。 •起因菌が判明するまでの治療。 •主な原因菌の統計的頻度、予後、宿主の背景など の一般的な情報を基に決定される。 標的治療 •分離菌に対応した治療か改善しない敗血症患者に、エンピリックに抗真菌薬が使用さ れている現状がある Intensive Care Med 14;40(9)Intensive Care Med 14;40(6)9845 Clin Infect Dis 12;54(12) Crit Care Med 13;57(4) Crit Care Med 05;32(12) Ann Intern Med05;143(12)
エンピリック治療 3, 18 黄色ブドウ球菌 14 外来治療 29 カンジダ属 14 感染予防策 54 ガンマグロブリン製剤 45 気管支肺胞洗浄 9 急性白血病 58 グラム 敗血症 26 敗血症性ショック 26 発熱性好中球減④ 原因菌を推定して治療開始(エンピリック治療)した場合、原因菌が同定されれば速やかに 適正な抗菌薬に変更する 3)抗菌薬の投与期間 ① 炎症所見の改善がみられれば早期に終了 ② 同一抗菌薬は原FN に対する経験的治療(エンピリック治療) FN を発症した場合は,グラム陰性桿菌を抗菌スペク トラムに含むbラクタム薬を単剤で経静脈的に投与す る。推奨される薬剤は,セフェム系薬のセフェピム(1 回2gを12 時間毎),セフタジジム(1 回1gを6 時間
「胆道感染症治療の実際」 広島大学病院 総合内科・総合診療科教授 田妻 進 胆道感染症の定義と概念 今日は胆道感染症の治療の実際ということで、話を進めてまいりたいと思います。 まず、胆道感染症という言葉の定義、概念について話をしたいと思い エンピリック治療とは何か 治療をするにあたり、原因微生物を同定することは重要だが、判定までに数日を要する 症状やこれまでの経過、頻度からある程度原因微生物を推測し、確定診断(原因微生物の同定)を待たずに、治療を開始することを エンなお本ガイドラインは成人の敗血症を念頭においたものであり,小児の敗血症に 関しては小児集中治療専門医や小児感染症専門医にコンサルテーションし,その上 で本ガイドラインの各推奨項目を適用するか否かを決定して頂きたいと考えている。 1
敗血症診断における血液培養の位置付け 敗血症の初期治療の指針 (1)感染巣不明時のエンピリックセラピー (2)重症敗血症と敗血症性ショック 敗血症における抗菌薬の使い方の指針 (1)カルバペネム系薬 (2)ニューキノロン系薬 (3)抗mrsa薬 耐性菌 敗血症の治療は時間との戦いである。適切な抗菌薬の開始が遅れると生存率は刻一刻と低下する(図) 1) 。敗血症のガイドラインでは1時間以内に必要な培養を提出した後で,十分広域な抗菌薬を開始することを推奨している 2) 。③アミノグリコシド剤・・・重症感染症での単剤治療は難しい。 ゲンタマイシンGM 250mg×1/日(BW約50kgの時)※1V:40mg アミカシンAMK 800mg×1/日(BW約50kgの時)※1V:0mg 不十分な投与量や投与期間では治療不成功や耐性誘導を起こす可能性がある
エンピリック治療は非感染者に抗菌薬を投与す る可能性が高い。また不適切な抗菌薬投与は 死亡率悪化につながる。一方で(敗血症患者で は)適切な抗菌薬投与開始が遅れると死亡率が 悪化してしまう・・・ q では培養結果を待ってから適切な抗菌薬治療を生物質によるエンピリック治療は生存率を改善する.この治療 は,安全で,コスト削減効果があり,非常に有効であった. 解説 細菌感染症は,慢性肝疾患で頻繁に生命の危険をもたらす合Blood pressure)5点の超重症市中肺炎のため,集中治療 室入室となった(図2).入室後短時間で胸部X線陰影が 急激に悪化し(図1),呼吸状態も悪化したため同日,人 工呼吸器管理とした.超重症肺炎に対しエンピリック治
「Medical update/Clinical question」に「エンピリック治療におけるアミノグリコシド」「肥満が肥満症に変わったら。~一次性肥満の治療方法~」を追加しました 21年03月22日 「Medical update/Clinical question」に「腎機能低下の患者に対して造影CTを使ってはいけ敗血症 につながる 選択薬剤の一つとなる。近年では,エンピリック 表1.治療開始基準 Sysmex Journal Web Vol11 No1 10 た投与法で治療①市中肺炎のエンピリック治療で非定型病原体をカバーすべきか? ②重症市中肺炎の治療でβラクタム系にマクロライドを併用すべきか? ③市中肺炎の治療でステロイドを併用すべきか? ④軽症市中肺炎の治療で内服抗菌薬は何を使うか?
MSSA(methicillinsensitive Staphylococcus aureus:メチシリン感性黄色ブドウ球菌)を想定しエンピリック治療としてCEZ(cefazolin)を開始したが,感受性試験ではβラクタム薬以外の抗菌薬(CLDM,MINO,LVFX,ST〔clindamycin, minocycline, levofloxacin, sulfametonazoletrimetoprim〕)に感受性のあるMRSA(methicillinresistant抗菌薬治療が初期の起炎菌に効果的な場合は継続する。 aiii ・ 微生物学的に適切なエンピリックな抗菌薬治療を行っているものの、十分な臨床的反応が得られない場合、腹腔外の感染や非感染性の炎症を検索すべきである。 aii医療・介護関連 / 院内肺炎のエンピリック治療 治療開始時に原因菌が特定されることは少なく、実臨床では検査を進めながら、敗血症の有無の判断(qSOFA、SOFAスコア)、重症度(ADROP、IROAD)、耐性菌リスク有無、を評価して3つに分類しエンピリック治療を行うことになる。
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